LifeKeeperは、「HAクラスタソフトウェア」というカテゴリーに分類されるソフトウェアです。
HAクラスタとは、サーバを冗長化することでシステムの停止時間を最小限に抑え、可用性を高めるシステムの構築手法であり、LifeKeeperはそれをソフトウェアベースで実現します。
HAクラスタでは通常、サービスを提供するアクティブ(実行系)サーバと、同じ構成のスタンバイ(待機系)サーバを用意します。
そして、アクティブサーバに障害が発生したときに、スタンバイサーバにサービスを引き継ぎます。
この構成により、サーバに障害が発生しても、クライアントに影響を与えることなく、サービスを提供し続けることが可能になります。
(1) 共有ディスク構成
外部ストレージを共有ディスクとして用いる一般的なHAクラスタシステム構成です。
ストレージおよびマルチパス構成を含めたクラスタシステムの試験を実施しており、より信頼性の高いフェイルオーバを実現します。
(2) データレプリケーション構成
高価な外部ストレージを必要とせず安価にクラスタシステムを構成可能 です。
サーバ毎に接続されたローカルディスクをレプリケーションすることで、 ミラーボリュームを作成し、共有ディスクとして扱います。
これにより 物理的な制約がなくなるため、遠隔地へのフェイルオーバーも可能 となります。
システムの年間稼働時間を99.99%にまで引き上げます。 また、システムやサーバの計画停止中もクライアントへのサービス提供が可能です。
商用UNIXと同等の信頼性を低コストで実現します。
JavaベースのGUI管理画面により管理者の負担を軽減し、担当者による操作ミスを削減します。
最大32台のサーバを使用し、柔軟なシステム構成をとることができます。
各アプリケーションに特化したリソース定義、リソース間の 依存関係定義、障害検出機能、フェイルオーバー機能、運用管理機能を提供します。
リソース定義・修正時には動作環境のチェックも同時に 行うため従来必要だったスクリプトのテストは不要です。
Web | Apache Web Server x/SSL Recovery Kit |
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Sendmail Recovery Kit(Open Source Sendmail) | |
DB |
DB2 WE,EE,EEE,ESE,WSE Recovery Kit PostgreSQL Recovery Kit Oracle Recovery Kit Infomix Recovery Kit MySQL Recovery Kit Sybase Recovery Kit |
File System |
NFS Server Recovery Kit LVM Recovery Kit Network Attached Storage Recovery Kit Samba Recovery Kit |
Maluti path |
SDD Recovery Kit LifeKeeper PawerPath Recovery Kit Device Mapper Multipath(DMMP) Recovery Kit |
Others |
Ratinal ClearCase ARK DRBD ARK Software RAID(md) Recovery Kit WebSphere MQ Recovery Kit VMware ESX Server Virtual Machine Recovery Kit |
【LifeKeeper for Linux Solutions】 |
LifeKeeper for Sendmail SAMS Solution on Linux LifeKeeper for DRBD Solution on Linux LifeKeeper for Sendmail Mailcenter Solution on Linux |
【LifeKeeper Extender for Linux (SDK)】 |
※最新のARKについては、メーカホームページをご覧ください。
GUIウィザードだけで、全ての操作・設定を行うと共に、Active Directryを設定することなく、HAクラスタが構築できます。
既存システムにもう一台サーバを追加するだけで、HAクラスタが構築可能。
その為、最小限のコスト投資でシステム構築ができます。
データが更新される度にそれらを全てトラッキングして変更履歴を記録してゆくので、あらゆる時点へデータリカバリができます。
仮想環境をはじめ、同期・非同期モードのデータレプリケション、ワイドエリアディザスタリカバリ等、企業の様々な環境へ対応できます。
業界最多のアプリケーションに対応しており、アプリケーション化されていないものでも標準で用意されているGeneric ARKと呼ばれるフレームワークを使用して、あらゆるアプリケーションのクラスタ化を行うことができます。
LifeKeeper for Windowsは、HAクラスタを導入するには多大な追加投資が必要で構築が困難だというこれまでの概念を払拭し、最小限のコスト投資でミッションクリティカルなシステムの構築を可能にします。
各アプリケーションに特化したリソース定義、リソース間の 依存関係定義、障害検出機能、フェイルオーバー機能、運用管理機能を提供します。
リソース定義・修正時には動作環境のチェックも同時に 行うため従来必要だったスクリプトのテストは不要です。
LifeKeeper Protection Suite for Windows |
Volume Recovery Kit IP Recovery Kit LAN Manager Recovery Kit Generic ARK SteelEye Data Replication for Windows IIS ARK DNS Recovery Kit Language Suppliment CD |
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SteelEye Data Replication for Windows | 2 台のサーバでの同期 / 非同期ミラーリング CDP 機能 |
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LifeKeeper Protection Suite for SAP/Oracle on Windows | 「LifeKeeper Protection suite for Windows」に Application Recovery Kitを1ノード含んだバンドル製品 |
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LifeKeeper Protection Suite for IBM Director on Windows |
Microsoft Exchange Server recovery Kit | 「LifeKeeper Protection suite for Windows」に追加する Application Recovery Kitを使用する場所のオプション製品 |
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Microsoft SQL Server Recovery Kit | |
Oracle Recovery Kit | |
VMware Virtual Center recovery Kit | |
DB2 Recovery Kit |
LifeKeeper Extender for Windows | ARKで対応していないアプリケーションをLifeKeeperの保護下に置くためのツール、サンプル、および手順提供 |
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