メインフレームで長年蓄積された磁気テープデータを、オープンシステムへ移行することにより、WindowsやLinux、UNIX環境で有効に利用することが可能です。
3490Eカートリッジテープ装置 ICT90EL/FCT90Eは、WindowsやLinux,UNIXマシンに直接接続し、メインフレーム にて蓄積された大量のデータの移行や、データインターチェンジ、システムのマイグレーションなどにお使いいただくことができます。
IBM3480/3490E対応!
メインフレームとオープンシステムの データインターチェンジに最適!
ICT90EL (10巻ローダモデル)
FCT90E (シングルモデル)
ICT90EL/FCT90Eシリーズは、メインフレームで長期間利用されているカートリッジ磁気テープを、オープン系システムで利用することができる36/18トラック対応 1/2インチカートリッジ磁気テープ装置です。
メインフレーム(ホスト)で作成された磁気テープのオープン系システムでの利用、メインフレームのオープン系システムへの置き換えなど、メインフレームで膨大に蓄積されたデータ資産を活用することができます。
ICT90EL/FCT90Eシリーズは、IBM3480/3490/3490Eに対して、記録フォーマット、メディアともに 完全に互換性をサポートしています。
ICT90ELは、36トラックだけでなく18トラックのライト/リードが可能です。
FCT90Eは、36トラックのライト/リードと18トラックのリードが可能です。
IBM IDRCデータ圧縮、EDRC圧縮を標準でサポートしています。
ADAPTEC社のSCSI HBAに対応し、Windows、Linux、UNIXなどのPC、WSに直接接続することができます。
導入サービスに加え、お客様のご要望に応じた保守メニューをご用意しております。
MTとコンピュータ間のデータ転送を行うソフトウェア「MTSDR-W32」などをラインナップ。
データ変換ソフトウェアにより各メーカの漢字コード変換、マルチボリューム処理、レコードレイアウトの 設定、バッチ処理などを行うことが可能です。
※Windows 64bit対応は、x86版のみ対応
項目/製品名 | ICT90EL | FCT90E |
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記録媒体 | 3480/3490E(550ft/1100ft) | |
記録容量 | 3480(非圧縮:200MB、圧縮:600MB) 3490E(圧縮:2.4GB) | |
読込フォーマット | 36トラック(3490E/IDRC) / 18トラック(非圧縮:3480、IDRC圧縮:3490)※1 | |
エクスパンション エンクロージャー | 36/18トラック | 36トラック |
記録密度 | 37,871BPI(36トラック往復:75,742BPI) | |
記録方式 | GCR : Group coded recording(ANSI/ISO規格準拠) | |
ローダ機構 | 10巻ローダ(内蔵) | 無し |
インタフェース | Fast Wide SCSI ディファレンシャル ※2 | Fast Wide SCSI シングルエンド |
バッファサイズ | 4MB | 2MB |
テープ速度 | 78inch/sec | |
転送速度 | 3MB/秒 | |
電源 | AC 100V~240V(47Hz-63Hz) | |
消費電力 | 150VA | 230VA |
MTBF | 35,000時間 | 50,000時間 |
外形寸法 | 177Wx486Hx612Dmm | 217Wx145Hx400Dmm |
重量 | 29.5kg | 12kg |
温度条件 | 20%~80%(結露なきこと) | 15%~80%(結露なきこと) |
カタログ |
注.本製品はリプロダクト製品です。
Tape Migratorと使用すると、4,000本の「3480テープ」と1,000本の「3490テープ」は、それぞれ1本の 「LTO4テープ」に収まります。10万本の「3480テープ」ならば、わずか25本に集約可能です。
メインフレームで長年蓄積されたデータのオープンシステムへの移行、スペースおよび保管費の劇的な削減、万一の場合に備えたデータの分散保管などが可能です。